本命同盟
第二章
「おはよーっす」
後ろから声をかけてきたのは直人だ。
「はよー」
なんとなく気だるげに返すと、直人が顔をしかめた。
「今、お前が思ってること当ててやろうか。」
「やってみなさいよ。」
「私の愛しの和馬じゃないのね…ああ、でもカッコイイ直人様に朝から会えてうれしいわ!この感動を何とか伝えられないものかしら」
語尾にウフっとハートマークがつきそうな喋り方に私はちょっと、いや、かなり引いた。
朝からこんなものを見せられるなんて
「・・・目が汚れる」
ボソッとつぶやくと、直人が目じりを吊り上げた。
「ああ?んだとコラ」
お前はチンピラかっての。
「朝からキモすぎるんだよ」
「この直人様の迫真の演技、なかなか核心をついてるとおもわねえか?」
へへっと笑う直人。
後ろから声をかけてきたのは直人だ。
「はよー」
なんとなく気だるげに返すと、直人が顔をしかめた。
「今、お前が思ってること当ててやろうか。」
「やってみなさいよ。」
「私の愛しの和馬じゃないのね…ああ、でもカッコイイ直人様に朝から会えてうれしいわ!この感動を何とか伝えられないものかしら」
語尾にウフっとハートマークがつきそうな喋り方に私はちょっと、いや、かなり引いた。
朝からこんなものを見せられるなんて
「・・・目が汚れる」
ボソッとつぶやくと、直人が目じりを吊り上げた。
「ああ?んだとコラ」
お前はチンピラかっての。
「朝からキモすぎるんだよ」
「この直人様の迫真の演技、なかなか核心をついてるとおもわねえか?」
へへっと笑う直人。