二人を繋ぐ愛の歌
「すごい……!この曲、今までと全然違うっ!」
流れてきた歌に驚いてそう言うと沙弓が座るソファの周りに腰掛けていたハルト、ユウナ、朝陽は満面の笑みを浮かべ、イエーイとハイタッチをして大いに盛り上がっていた。
ちなみに、同じくソファに腰掛けていた堀原は、ふぅ。と小さく息を吐き出したくらいの反応だった。
「良かった、今回のはかなりの自信作だったんだ。
今までの曲は君に感情がこもってないって言われたからかなり意識したんだよ」
「そんなあからさまな言い方はしなかったような気がしますけど……お役にたてたなら良かったです」
そう言いながら不満気にハルトを軽く睨み付けるがハルトは気にしてないと言うようににっこり微笑んだ。
あのビアガーデンの日から数週間。
ビネガードリンクのCMで使う曲が出来たから意見を欲しいとハルトが連絡してきたので沙弓は土曜日、弁当の配達がてら以前お邪魔したスタジオに再び足を踏み入れた途端にユウナに即行で捕まり、あれよあれよと言う間に連れ去られヘッドホンを付けられて現在に至っていた。
流れてきた歌に驚いてそう言うと沙弓が座るソファの周りに腰掛けていたハルト、ユウナ、朝陽は満面の笑みを浮かべ、イエーイとハイタッチをして大いに盛り上がっていた。
ちなみに、同じくソファに腰掛けていた堀原は、ふぅ。と小さく息を吐き出したくらいの反応だった。
「良かった、今回のはかなりの自信作だったんだ。
今までの曲は君に感情がこもってないって言われたからかなり意識したんだよ」
「そんなあからさまな言い方はしなかったような気がしますけど……お役にたてたなら良かったです」
そう言いながら不満気にハルトを軽く睨み付けるがハルトは気にしてないと言うようににっこり微笑んだ。
あのビアガーデンの日から数週間。
ビネガードリンクのCMで使う曲が出来たから意見を欲しいとハルトが連絡してきたので沙弓は土曜日、弁当の配達がてら以前お邪魔したスタジオに再び足を踏み入れた途端にユウナに即行で捕まり、あれよあれよと言う間に連れ去られヘッドホンを付けられて現在に至っていた。