オレを認めて。私に恋して。
オレと龍令は、走って取りに行った。

「ふぅぅ。着いた。カギカギっと……。」

「ふっ、ははははは。
なんか笑えてきたんだけど。」

「だな。龍令。」

鍵を開けて、荷物を出す。
両手が塞がる量の荷物は、
オレ達を、走らせてくれない。
それにやっぱり、明らかに重い荷物は、
持たせてくれない。

「龍令、重いだろ。1個、ほれ。」

よこせと目で訴える。

「お前より力あるからいいんだよ。」

「はいはい。」

そんなこんなしてたら、
和織ちゃんと希乃ちゃんが待ってるところに着いた。

2人は笑って話していた。
『羨ましい』なぁ。

「あ、かいくん!と龍令くん。こっちぃ!」

「俺はついでかよ。なんだよその言い方。」
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