オレを認めて。私に恋して。
「私」が出来た。
それから行事の準備は着々と進んで、
忙しい日々の中の大事な大事な日曜日。
朝起きたら、時計は9:48を指していた。
母親の気配は、ない。
9:00に外出とカレンダーに書いてあったのを
思い出した。
友達とご飯とかそんな感じだろう。
「今日、行くか...」
オレは、部屋着から私服に着替えて
キーケースと財布を持った。
床に靴のつま先をコツコツ当てる。
外に出て息を大きくを吸った。
キーケースから小さな鍵を出して閉めた。
7分歩いて最寄駅のいつもと違う線の
切符を買った。
改札へに向かうと
見慣れた制服が視界の左の端に入った。
オレはとっさに隅に隠れて確認した。
忙しい日々の中の大事な大事な日曜日。
朝起きたら、時計は9:48を指していた。
母親の気配は、ない。
9:00に外出とカレンダーに書いてあったのを
思い出した。
友達とご飯とかそんな感じだろう。
「今日、行くか...」
オレは、部屋着から私服に着替えて
キーケースと財布を持った。
床に靴のつま先をコツコツ当てる。
外に出て息を大きくを吸った。
キーケースから小さな鍵を出して閉めた。
7分歩いて最寄駅のいつもと違う線の
切符を買った。
改札へに向かうと
見慣れた制服が視界の左の端に入った。
オレはとっさに隅に隠れて確認した。