マカロンライフ
1th 初恋
私の名前は茉霞原美優。高校2年という普通の女子高生。周りからは大人っぽいとよく言われる。

ミカン「おはよ〜!みゆ〜」

ミカンが私の肩をポンっと叩いた。

美優「びっくりした〜。おはよ〜もも。」

彼女の名前は姫川ミカン。同級生で幼稚園の時からの幼馴染。明るく面白い人なのに友達は少なめ。どうしてだろう…

ミカン「今日も一日頑張ろ〜っと!あ、」

ミカンはある人のことを見ていた。

ゆうき「それでさー、昨日のテレビで〜…」

彼の名前は飴川ゆうき。同級生でクラスメイト。とにかく自由人だが面白い人なので友達は多め。成績は悪いそうでめんどくさいことは後回し。おまけに天然だ。

ミカン「やっぱかっこいいなぁ」

そう、彼女はゆうきのことが好きだ。いつもゆうきの話ばかりだ。

美優「かっこいいのかなぁ?どちらかと言えば可愛い系じゃない?」

ミカンは頰を赤くして、

ミカン「両方だよ〜。えへへ」

ミカンは幸せそうだ。私はそんなミカンを見て微笑んだ。

美優「実は私、好きな人できたんだ」

ミカン「え?マジ?誰なの?」

彼女は凄く驚いている。当たり前だ。私は今まで好きな人がいなかったから。初恋だから。

ミカン「黒野勇翔っていう1年2組の人」

ミカン「本気なんだね。…てかタイプ真逆じゃない?」

その通り。私は年上がいいと思っていたのに年下を好きになっている。

美優「そうなの〜。でも好きになっちゃった。誰にも言わないでね?ももだけに言ったんだから。

ミカン「言わないよwでも意外だなぁ。あの人、結構ツンツンしてて苦手w」

ミカンは不思議そうにしている。

美優「私、勇翔のことを考えていると胸の奥が暖かくなって、甘い気持ちになるの」

ミカン「あはは、その気持ちわかる。そういえば、黒野君は中学校、一緒だったよね?」

美優「そうだね。まさか私と同じ高校に来るとは思っていなかったから…」

ミカン「いつから好きなの?」

美優「いつのまにか…昨日確信もてた。」

ミカン「へぇ〜…あ、確か中学のとき部活一緒だったよね?」

美優「そうね。私たちの中学校人数少なかったから男女混合で。一応LINEは知ってるよ。」

ミカン「へぇ〜」
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