瓦礫の剣士
「そうか、ならよかった。今日も暑いからな。無理だけはするな。体調が少しでも悪くなったらすぐに言うように!」
「はい!!」
青羽先輩は俺の肩にポンと手を置くと、部室へと入って行った。
「……おい、岩村」
後ろから話しかけられ、俺は一瞬ビクッとしながら振り向く。無表情の牧場先輩がいた。
「これ、やる」
牧場先輩の手には、塩分チャージの飴。俺が牧場先輩にあげたことのある飴だった。
「ありがとうございます!」
俺は牧場先輩に笑って言う。とても嬉しかった。
「……ん」
牧場先輩は無表情のまま頷き、自分の防具を置いた場所へと戻る。俺はすぐに飴を口に入れた。
「本日はお忙しい中、遠いところから来ていただき、ありがとうございます」
白鴎高校の人たちが来たため、江花が白鴎高校の顧問と部員たちに挨拶をする。俺たちも「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」と挨拶をした。
白鴎高校の道着は、俺たちの藍染めのものと違い白い道着だ。試合会場でもよく目立つ。
「はい!!」
青羽先輩は俺の肩にポンと手を置くと、部室へと入って行った。
「……おい、岩村」
後ろから話しかけられ、俺は一瞬ビクッとしながら振り向く。無表情の牧場先輩がいた。
「これ、やる」
牧場先輩の手には、塩分チャージの飴。俺が牧場先輩にあげたことのある飴だった。
「ありがとうございます!」
俺は牧場先輩に笑って言う。とても嬉しかった。
「……ん」
牧場先輩は無表情のまま頷き、自分の防具を置いた場所へと戻る。俺はすぐに飴を口に入れた。
「本日はお忙しい中、遠いところから来ていただき、ありがとうございます」
白鴎高校の人たちが来たため、江花が白鴎高校の顧問と部員たちに挨拶をする。俺たちも「おはようございます!今日はよろしくお願いします!」と挨拶をした。
白鴎高校の道着は、俺たちの藍染めのものと違い白い道着だ。試合会場でもよく目立つ。