君との1ヶ月
そして最後の一口を食べた瞬間、
首に鋭い痛みが襲って倒れた。
私は最近意識を失いつつあるのだろうか?
そんなことを考えながら辺りを見渡す。
臭いし汚いし、
これ何処かの族じゃない?
それに
手足縛られちゃってるし。
そしてドアの開いた音がした。
「起きたか」と気持ち悪い男。
心なしか笑っているように見えた。
「ここに連れてこられたってことは何されるか分かっとるな?初めてをもらってやるぜ」
そう言いながら私の手に服をかけようとしたので
炎の能力を使ってそいつにあてた。
男は熱いと言いながら
服についた炎を取ろうとしてる。
無駄なのに私がやめさせようと思わない限り
燃え続けるしね。
私は手足に付いているロープを
炎で燃やして取る。
「お願いだ!助けてくれ!」と走り回る男。
仕方なく炎を消してその人の近くに炎を飛ばす。