君との1ヶ月
「琴音を傷つけたら命はないからね」
「はっはい!」
こんなので任せられるかと思ったけど
今日の所は許してやる。
その時、私に忍び寄る人影にも気づかず。
それから教室に戻って
授業を始めた。
そしていつも通りの放課後・・・
とはいかなかった。
「篠崎さん、篠崎さんはいますか?」
私の名字を連呼してくる
ピンク頭がいた。
でもピンク男の呼びかけには
勿論の如く答えない。
すると、ピンク頭が近づいてきて
「篠崎 彩香さんだよね。僕と一緒に来てくれない?」
私は迷わずに答える。
「なんで?」
そう言うと一瞬驚いた顔をしたが、
「副総長が君を総長に会わせろって」
そういうと彼はこっちに来るように
招く。
仕方なくついていく、
一体何処の族なんだよ!