君との1ヶ月
災厄の出会い
そしてやってくるは
屋上。
屋上ということは
まさか、全国No.1の族。
絶対関わらないとは決めた、
大越 夏目がいるの?
真面目に最悪。
「連れてきました」
そういうとピンク頭は
置いてあるソファーで直ぐに寝息をたてた。
まず、何故屋上にソファーがあるんだよ!
「おい、そこの女、こっちに来い!」
そう野次を飛ばすのは総長様。
「嫌です、何故私がここに連れてこられたんですか?帰ってもいいですか?」
そう聞くと驚いた顔をして総長の大越は笑った。
すると全員が
飛び起きて、
「夏目が笑った!」
と息ぴったり。
そりゃ、人間なんだから当たり前でしょ。