うさぎ
あーもー、なんで、こんな可愛いんだこいつ。

俺は真於に顔を近づける。

ベッドがぎしりときしんだ。

「真於…、キスしていい?」

至近距離に真於の顔がある。

真於はさっきよりも顔を赤くして俺を見ている。

「…何も言わないなら、するから」

俺は真於の返事を聞く前に真於にキスをする。

「っん……」

真於が小さく声をあげる。

……教室でキスしたときも思ってたけど、真於はエロい。

なんつーか、声が余計にそそらせる。

って、変態かよ、俺は。

俺は真於のエロい声を聞きたくて、わざと息をさせないように、何度もしつこく角度を変えてキスをする。
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