うさぎ
第七章 幸せのショートケーキ
ジリリリリリリリ。
目覚ましの音が鳴って、私はがばりと跳ね起きる。
いつもならすぐには起きれないんだけど、今日からは特別!
だって、今日から隆之が一緒に登校してくれるから!
急いで顔を洗って、ご飯を食べて、歯磨きして、制服に着替えて、身だしなみを整える。
……メイクは隆之がするなって言うからしないけど。
私は別に隆之に何されたって構わないのに。
ちょっと不服に思いながら玄関を開けると、自転車に乗った隆之がすでに待っていた。
「ごめん、隆之!待った?」
私は慌てて隆之に駆け寄る。
「いや?待ち合わせの五分前」
隆之はそういうと、私の顔をじっと見つめる。
目覚ましの音が鳴って、私はがばりと跳ね起きる。
いつもならすぐには起きれないんだけど、今日からは特別!
だって、今日から隆之が一緒に登校してくれるから!
急いで顔を洗って、ご飯を食べて、歯磨きして、制服に着替えて、身だしなみを整える。
……メイクは隆之がするなって言うからしないけど。
私は別に隆之に何されたって構わないのに。
ちょっと不服に思いながら玄関を開けると、自転車に乗った隆之がすでに待っていた。
「ごめん、隆之!待った?」
私は慌てて隆之に駆け寄る。
「いや?待ち合わせの五分前」
隆之はそういうと、私の顔をじっと見つめる。