お兄ちゃんはお医者さま
私はしぶしぶご飯を食べ始める。また入院になったらどうしょう。お兄ちゃん達にまた負担が かかってしまう。

琉「のん行くぞ。」

花「うん。」

家から病院までは歩いて5分で着く。お父さんも私が喘息の発作起こした時こんなふうに一緒に歩いてくれてたなー。

花「ねぇ、お父さんにいつ会えるの?」

琉「え!?えっとーわかんないなー」

花「どこにいるの?」

琉「ほ、ほら着いたから」

なんであんなに慌ててるの?何か隠してるな。私はとりあえず、受付を済ませた。まぁ主治医はお兄ちゃんだからお兄ちゃんに聞こっと。

棗「花音入って。」
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