お兄ちゃんはお医者さま
花「はーい。」

棗「喘鳴が聞こえるな。ちょっと心配だから2日くらい入院してもらう。」

花「えー。」

棗「ちゃんと見に行くから。」

花「ねぇ、お父さんはどこ?」

棗「え、な、なんでそんなこと聞くんだ?」

花「何となく」

棗「今は治すことを考えろ。」

おかしい。絶対おかしい。お母さんに聞きたいけどお母さん亡くなってるし。

看「入院の手続きしますよ。」

花「はい。」

看「あなた自分が何したか分かってないのね。」

花「え?」

看「あなたが殺したのよ」

え、どうゆうこと?私がパニックなってる間も看護師さんは続ける。

看「棗先生もあなたのお姉さんも他のお兄さん達も本当はあなたが憎いのよ。」
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