お兄ちゃんはお医者さま
琴音と並んで歩く。私とお兄ちゃんが本当の兄弟じゃないなんて。

琴「花音。大丈夫?」

花「なんか……考えちゃうよね。」

琴「でもさ、棗くん見てたら分かるけど花音大切にされてるよ?」

花「それは分かってるんだよ?でも、本心が分からないから。」

琴「そっか。まぁゆっくりしてきなよ。」

私は琴音に抱きついた。優しく頭を撫でてくれて、それだけでも暖かい気持ちになった。

琴親「「花音いらっしゃい!」」

花「お世話になります。」

琴音の両親は私を暖かく迎え入れてくれた。小学校の頃からの親友だからかな?私は琴音と琴音の部屋に向かう。

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