時が、ふたりを別つとも
ここは、4階に上がるための階段。

目の前には錆びれた扉

その扉を開ければ、太陽のひかりや雲一つない青空が僕を迎えてくれる。


しかし、今日の僕は屋上の扉と相性が悪いらしい。


扉は押しても引いても、僕を心地よい空へは逃がしてはくれなかった。
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