時が、ふたりを別つとも
僕にはどうする事も出来ない。


『帰ろう…』


すっかり、ふてくされた僕は来た道とは違う道を通る事にした。


ふと、美術の展示会場を通りかかる。


そこには誰もいない。

僕は予定を変更した。
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