君はアノコと私はアイツと
第1章
日常
ガチャ・・・
「起きろおおおおおおお!!!」
朝からうるさいコイツは私の兄
「久住 玲音(くずみ れお)」
そして、朝っぱらから大声で起こされている私は
「久住 夢桜(くずみ ゆら)」
お兄ちゃんって言っても、私が小6の時に母の再婚でできた義理の兄。
お兄ちゃんは2つ上の中学2年生だった。
思春期真っ只中だったお兄ちゃんは私とお母さん、そしてお義父さんまでも避けた。
家に帰って来れば、すぐ部屋に入り、必要最低限出てこないか、帰りが遅かった。
お義父さんはいつもお兄ちゃんに言っていた。
「玲音の気持ちも考えずに再婚してしまってすまない。
本当にごめん。」
思春期や反抗期の時期を考えずに自分のことばかり考えてしまっていたこと。
全て話していた。
それから少し経ってからはお兄ちゃんも同じ食卓に並ぶようになった。
お義父さんはホッとしたような表情をみせて、ご飯を食べ始めた。
みんなで食卓を囲むようになった頃には、母が再婚して1年経った頃だった。
「起きろおおおおおおお!!!」
朝からうるさいコイツは私の兄
「久住 玲音(くずみ れお)」
そして、朝っぱらから大声で起こされている私は
「久住 夢桜(くずみ ゆら)」
お兄ちゃんって言っても、私が小6の時に母の再婚でできた義理の兄。
お兄ちゃんは2つ上の中学2年生だった。
思春期真っ只中だったお兄ちゃんは私とお母さん、そしてお義父さんまでも避けた。
家に帰って来れば、すぐ部屋に入り、必要最低限出てこないか、帰りが遅かった。
お義父さんはいつもお兄ちゃんに言っていた。
「玲音の気持ちも考えずに再婚してしまってすまない。
本当にごめん。」
思春期や反抗期の時期を考えずに自分のことばかり考えてしまっていたこと。
全て話していた。
それから少し経ってからはお兄ちゃんも同じ食卓に並ぶようになった。
お義父さんはホッとしたような表情をみせて、ご飯を食べ始めた。
みんなで食卓を囲むようになった頃には、母が再婚して1年経った頃だった。