君はアノコと私はアイツと
「・・・それでね!その時、里穂ちゃんが・・・」
斐が彼女のこといっぱい話してくれるけど、頭に入ってこない。
彼女ができただけでショックが大きくて立ち直れてなかったのに、追い打ちをかけるかのようなこの状況。
もう、立ち直れない。
私は今まで、斐に釣り合うように幼馴染として斐が恥ずかしくないように頑張ってるつもりだった・・・。
けど、本当に"つもり"で、釣り合ってなかったのかもしれない。
案外、彼女さんの方が釣り合っているのかもしれない。
自分を納得させるのに必死になっていると、
「夢桜・・・?」
斐が少し困った表情で私の顔を覗き込んできた。
「大丈夫?食欲無い??」
考え事に集中しすぎて、ご飯が全く進んでいなかったことに気づいた。
「大丈夫!ちょっと10分休憩の時にお菓子食べすぎちゃったかも・・・!えへへー。」
私は笑って誤魔化した。
「もー!心配したじゃん!けど、まあ、夢桜らしいね。」
あははと笑う斐の顔はすごくかっこよかった。
彼女さんも見惚れてる。
叶いっこないよ・・・。
斐が彼女のこといっぱい話してくれるけど、頭に入ってこない。
彼女ができただけでショックが大きくて立ち直れてなかったのに、追い打ちをかけるかのようなこの状況。
もう、立ち直れない。
私は今まで、斐に釣り合うように幼馴染として斐が恥ずかしくないように頑張ってるつもりだった・・・。
けど、本当に"つもり"で、釣り合ってなかったのかもしれない。
案外、彼女さんの方が釣り合っているのかもしれない。
自分を納得させるのに必死になっていると、
「夢桜・・・?」
斐が少し困った表情で私の顔を覗き込んできた。
「大丈夫?食欲無い??」
考え事に集中しすぎて、ご飯が全く進んでいなかったことに気づいた。
「大丈夫!ちょっと10分休憩の時にお菓子食べすぎちゃったかも・・・!えへへー。」
私は笑って誤魔化した。
「もー!心配したじゃん!けど、まあ、夢桜らしいね。」
あははと笑う斐の顔はすごくかっこよかった。
彼女さんも見惚れてる。
叶いっこないよ・・・。