パーソナル☆カラー
「うん。初めは一目ぼれだったけど、中身を知ってもっと好きになった。やっぱ、優が体育祭実行委員になったって聞いて立候補して良かったよ」
「まぁ、蒼海の小泉に対する情報収集はハンパじゃなかったもんね。でも、好みになる為に好きでもない音楽を好きになったり、話を合わせる為にTV見たり…やり過ぎなんじゃない?」
「………。」
仲越さんの言葉に蒼海は言葉を詰まらせた。
そして小さな声ボソっと
「…自信がない…」
と言った。