【企】あたし、あなたの貢ぐチャン!?
「えぇ!?とりあえず、話しなよ〜!!
本当にそういうつもりで紗也と付き合ってるか、わかんないぢゃん!?」
ん〜。
まぁ、美希の言う通りなんだけど……。
「なんか、色々考えるの……もう疲れた。」
ほんと、そう。
実際のトコ、わかんない。
篤史が何を考えてるかなんて。
でも……
もう、疲れたんだ。
「う〜ん。でもさ、出掛ける時とかの食事代なんかは、全部篤史クン持ちなんでしょ?」
そうなの。
だから、余計わかんないのッッ!!
「たまにしか出掛け無いし、そんくらいしないと逃げられるとか思ってんじゃない?」
ちょっとイライラして来たあたしは、ほとんど投げやりに答えた。
「え〜、篤史クンて、そんな計算高いかぁ?」
まぁ、確かに。
そんな賢くは、無いな。