【企】あたし、あなたの貢ぐチャン!?
「っだぁ―――ッッ!!!!
もう、イイ!!
めんどくさい!!別れるッッ!!」
あたし、もう
キレました(笑)
「ゔ……さ、紗也ちゃん?」
苦笑いの美希。
ふんっ。
もう、どうにでもなれっ!!
あたしは早速、篤史に電話した。
今は17時過ぎ。
土曜日の今日、休出してる篤史も
もう仕事終わったはず。
「お〜、紗也♪」
のうのうと電話に出た篤史に、余計にイライラした。
「篤史!?今から行くから!!」
キレ気味で言ったあたし。
けど篤史には通用しないらしい。
「わかった〜。待ってる♪
あ、紗也。来る時さ……プツッ」
いつもの“お願い”が出そうになったのを察して
聞かずに電話を切ってやった。
ふんっだッッ!!
おもいっきり振ってやる〜!!!!