【企】あたし、あなたの貢ぐチャン!?
「ど?気に入った男居た!?」
そう言って、コッソリあたしの腕を肘で突く美希。
「ん〜?まぁね〜♪」
実は1人居る。
最初に顔合わせた時から、気になってる人が♪
顔、めっちゃタイプ!!
一見怖そうなんだけど、笑うと顔がクシャッてなるの。
あたし、そーゆーのに弱いの。
「まじ!?どれ!?」
ウッキウキで聞いてくる美希に、あたしは即答。
「真ん中♪」
耳元で返事をしたあたしに
美希は誰にも見られない様に、オッケーサインを示した。