Breath
2019.1 初空月(はつそらづき)
夜電話してて、お互いの昔の話になって、高校1年の時すごく好きだった先輩の話は結翔と付き合う前に話してたんだけど、そんなに詳しく話してなくて。
夜にダンスの練習をするから、週に2~3回見に行ったり、話をしたり先輩も色々将来の夢の話とかしてくれて、あの頃は楽しかったなぁって思い出に浸ってたら
「楽しかったんだね、俺の知らない凛彩だね」
って淋しそうに言った。
「そうだね、その頃まだ結翔と知り合ってなかったね」
「その頃の凛彩に会いたかった」
「俺、今心臓がぎゅ-って潰れそうだよ」
「どうしたの?」
「何かそんなの聞いたらここがぎゅ-っってなった。」
電話の向こうで心臓押さえてるのかなぁなんて思った。
だって分かるもん。
結翔の元カノの話聞いてた私と同じだもの。
夜にダンスの練習をするから、週に2~3回見に行ったり、話をしたり先輩も色々将来の夢の話とかしてくれて、あの頃は楽しかったなぁって思い出に浸ってたら
「楽しかったんだね、俺の知らない凛彩だね」
って淋しそうに言った。
「そうだね、その頃まだ結翔と知り合ってなかったね」
「その頃の凛彩に会いたかった」
「俺、今心臓がぎゅ-って潰れそうだよ」
「どうしたの?」
「何かそんなの聞いたらここがぎゅ-っってなった。」
電話の向こうで心臓押さえてるのかなぁなんて思った。
だって分かるもん。
結翔の元カノの話聞いてた私と同じだもの。