Breath
美味しそうに焼けたハンバ-グとサラダを持って結翔の部屋で食べてた。

料理が下手過ぎて結翔にもお母さんにも申し訳なくて…

病んだらひどいことばかり言ってしまう自分が情けなくてほんとに結翔に申し訳なくて…

淋しくなったのもあってまた涙が止まらなくなって…

結翔はお箸を置いてしっかり私と向き合ってくれた。

凛彩ばかり料理しなくていいし、俺洗濯できないし凛彩ばかりしなくていいしって慰めてくれた。

本当に私が病んだらいつも優しく接してくれる。

「お母さんが俺の彼女にあんなに話してるの初めて見たよ」

って言ってた。

お母さんに嫌われてないんだと思ったら落ち着いて2人でまた食べ始めた。
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