Breath
2018.5 五色月(いついろづき)
ジャパンミラクルボ-イの活動の事を時々海咲が話してくれる。
毎週のようにライブをしてて、結構ファンがいるらしくていつも満員だよって。
偶然にも海咲と同じ日曜日に休みが取れたから、月曜日の店の定休日と合わせて2連休出来ることになり、温泉旅行に行くことにした。
海咲が旅館を予約してくれるから全部任せて楽しむことにした。
海咲が
「まぁ温泉って言っても電車で2時間だから夕方から出ても大丈夫だよ。それまでジャパンミラクルボ-イのライブに行こう。」
と、とんでもないことを言い出した。
「は?私行かないよ。」
と拒否したものの、
「私に任せるって言ったじゃん。それにもう前売り買っちゃった。」
と舌を出す。
可愛くないよ海咲。
「ぜ-ったい行かない。」
「もう凛彩、強情だね。もう何とも思ってないのなら行けるでしょ?」
「ん……」
海咲にはかなわない…
毎週のようにライブをしてて、結構ファンがいるらしくていつも満員だよって。
偶然にも海咲と同じ日曜日に休みが取れたから、月曜日の店の定休日と合わせて2連休出来ることになり、温泉旅行に行くことにした。
海咲が旅館を予約してくれるから全部任せて楽しむことにした。
海咲が
「まぁ温泉って言っても電車で2時間だから夕方から出ても大丈夫だよ。それまでジャパンミラクルボ-イのライブに行こう。」
と、とんでもないことを言い出した。
「は?私行かないよ。」
と拒否したものの、
「私に任せるって言ったじゃん。それにもう前売り買っちゃった。」
と舌を出す。
可愛くないよ海咲。
「ぜ-ったい行かない。」
「もう凛彩、強情だね。もう何とも思ってないのなら行けるでしょ?」
「ん……」
海咲にはかなわない…