七宝 -なほ-
「コイツは高橋 冬羽(たかはし とわ)。
ベース。
歌詞は冬羽が書いてくれてる」
「よろしく」
「この子は七華川 安純(なかがわ あずみ)。
ヴォーカル」
「アズって呼んで」
「この子は寺坂 咲姫(てらさか さき)。
ギター」
咲姫は視力が悪く、睨むようにして七宝を見る。
「ほら、咲姫。
また睨んでる」
奏多が咲姫のおでこを弾く。
「痛っ。
…ごめんね、よろしく」
「さて、全然揃った事だし、リハーサルに入るか」
奏多の言葉で、皆、準備を始めた-。
リハーサルが終わると、安純と咲姫は外に出て行った。
七宝もついて行くと、
「一服してるの」
安純が笑う。
2人の手元には煙草があった。
ベース。
歌詞は冬羽が書いてくれてる」
「よろしく」
「この子は七華川 安純(なかがわ あずみ)。
ヴォーカル」
「アズって呼んで」
「この子は寺坂 咲姫(てらさか さき)。
ギター」
咲姫は視力が悪く、睨むようにして七宝を見る。
「ほら、咲姫。
また睨んでる」
奏多が咲姫のおでこを弾く。
「痛っ。
…ごめんね、よろしく」
「さて、全然揃った事だし、リハーサルに入るか」
奏多の言葉で、皆、準備を始めた-。
リハーサルが終わると、安純と咲姫は外に出て行った。
七宝もついて行くと、
「一服してるの」
安純が笑う。
2人の手元には煙草があった。