光ヘ
『負けません』


気がつけばあたしの口から出ていた。


あたしの言葉を聞いた彼は嬉しそうな顔で一言いうと保健室を出ていった。


『…おう。ガンバレよ!じゃ、またな!』



ガンバレ…


誰にも言われた事のない言葉



それはあたしの心に少しだけ光をくれた気がした
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