ママの手料理
私の気持ちをほぼ代弁するかのように、壱さんから元に戻った仁さんが口を開いた。
「ああ、昨夜…、」
その言葉を受け、新たなパンケーキを自分の小皿に移した銀ちゃんが口を開いた。
「お前が居なくなった後、紫苑には決行日がいつかを教えた。紫苑もこの計画には賛成だから、湊が今日の朝8時から昨夜の話の続きをするらしい」
「ふーん、そう。ところで湊、今何時か分かってる?8時半だよ?昨夜の話の続きは8時からなんだよね?何呑気に朝食ってるの?ん?」
銀ちゃんにお礼も言わない仁さんに話を振られた湊さんは、
「ひょっひょまっへ(ちょっと待って)」
と、慌てて食べていたパンケーキを水で流し込んだ。
「あーそうだったそうだった、話の続きするのに忘れてたよ。ごめんね仁、紫苑。いつから始まるのかなって思ってたでしょ?」
「あ、いえ、大丈夫です」
自分もそれについて聞こうと思っていたけれど、ただ忘れていたのなら大丈夫だ。
「計画ね…、立てようと思ってたんだけど、それには決行日の24日のOASISの動きを把握する必要があるんだ」
おもむろに話し始めた湊さんの言葉を、私はパンケーキを食べる手を止めて聞く。
「ほら、もしもその日にOASISの幹部が本部に居ないのなら、他の所に向かわないといけないからさ」
「ああ、昨夜…、」
その言葉を受け、新たなパンケーキを自分の小皿に移した銀ちゃんが口を開いた。
「お前が居なくなった後、紫苑には決行日がいつかを教えた。紫苑もこの計画には賛成だから、湊が今日の朝8時から昨夜の話の続きをするらしい」
「ふーん、そう。ところで湊、今何時か分かってる?8時半だよ?昨夜の話の続きは8時からなんだよね?何呑気に朝食ってるの?ん?」
銀ちゃんにお礼も言わない仁さんに話を振られた湊さんは、
「ひょっひょまっへ(ちょっと待って)」
と、慌てて食べていたパンケーキを水で流し込んだ。
「あーそうだったそうだった、話の続きするのに忘れてたよ。ごめんね仁、紫苑。いつから始まるのかなって思ってたでしょ?」
「あ、いえ、大丈夫です」
自分もそれについて聞こうと思っていたけれど、ただ忘れていたのなら大丈夫だ。
「計画ね…、立てようと思ってたんだけど、それには決行日の24日のOASISの動きを把握する必要があるんだ」
おもむろに話し始めた湊さんの言葉を、私はパンケーキを食べる手を止めて聞く。
「ほら、もしもその日にOASISの幹部が本部に居ないのなら、他の所に向かわないといけないからさ」