アンバランスな苦悩
「こんなところで寝たら
スミレが風邪ひくよ」
「そうだね
ベッドに行こうっと」
スミレが毛布に包まったまま
もぞもぞと動きだす
「んじゃ、俺も」
「瑛ちゃんはベッドはあっちだよ」
俺の家の方を指さす
帰りたくなくて
ここにいるって
知ってて
スミレは言っている
目がさびしそうだ
「将来、一緒に寝るんだから
少しくらい早くても平気だよ
何の問題もないって」
「嫌だ!」
そう言いながらも
スミレは俺を部屋に入れてくれる
後ろからスミレを
抱きしめた
「瑛ちゃん!
嫌だってば」
「うん、わかってる」
ただ
少しだけ
少しだけ
スミレの体温を感じていたいんだ
「お袋のこと
もうちょっと待って
俺、頑張るから」
スミレが俺の手をそっと握ってくれた
「そしたら
思う存分エッチしよ
マコから聞いたんだ
スミレが俺とエッチしたがってるって」
「はあ?
勘違いしないでよ
私は別に瑛ちゃんと
エッチする気はないですから」
強がってる姿も可愛いよ
スミレが風邪ひくよ」
「そうだね
ベッドに行こうっと」
スミレが毛布に包まったまま
もぞもぞと動きだす
「んじゃ、俺も」
「瑛ちゃんはベッドはあっちだよ」
俺の家の方を指さす
帰りたくなくて
ここにいるって
知ってて
スミレは言っている
目がさびしそうだ
「将来、一緒に寝るんだから
少しくらい早くても平気だよ
何の問題もないって」
「嫌だ!」
そう言いながらも
スミレは俺を部屋に入れてくれる
後ろからスミレを
抱きしめた
「瑛ちゃん!
嫌だってば」
「うん、わかってる」
ただ
少しだけ
少しだけ
スミレの体温を感じていたいんだ
「お袋のこと
もうちょっと待って
俺、頑張るから」
スミレが俺の手をそっと握ってくれた
「そしたら
思う存分エッチしよ
マコから聞いたんだ
スミレが俺とエッチしたがってるって」
「はあ?
勘違いしないでよ
私は別に瑛ちゃんと
エッチする気はないですから」
強がってる姿も可愛いよ