アンバランスな苦悩
「俺は早く認めてもらいたい
スミレが気にしているんだ

顔には出さないけど

俺はスミレを安心させたい」

「その勢いで
念願のベッドイン?」

「そうだ
やっと俺の…って
光汰!
俺に言わせるな

紳士になろうとしている
俺にたいして
失礼だ」

「兄貴はそのままで
いいんじゃない?

ああ
我が愛しの姫よ~

ってスーちゃんに言ってる?

あれがないと
兄貴が思い悩んでるんじゃないかって

不安になるみたいだよ」

光汰が部屋から退出した

確かに
今日はまだ言ってないな

スミレにメールしようっと
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