香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
彼女の身体はほっそりしているが、胸は意外にあるし、腰も細くて、湯浴み着を着ていてもなかなか色っぽい。
「でも、着替えられたじゃないか。では、俺も」
腰紐を外して絹で出来たズボンを下ろそうとしたら、クルミが大騒ぎした。
「ぎゃ~、ここで脱がないでください!」
手を目に当てて俺に抗議する彼女の狼狽え方が面白い。
風呂に入る時は必ず侍従か侍女がついているし、裸を見られるのには慣れている。
侍従や侍女はこんなに動揺したりせず、いつも落ち着いた態度で俺に接するから不思議でならない。
「男の裸を見たことがないのか?」
俺がそう尋ねれば、彼女はシドロモドロになりながら答える。
「そ、そんなのあるわけないじゃ……ないですかあ。い、い、今まで恋人だっていなかったんですから!」
「なるほど。では、俺が最初で最後の恋人になるわけだ」
ズボンと下着を脱いで腰に布を巻いてクルミの手を取ったが、彼女は驚いて身体をブルッと震わせた。
「でも、着替えられたじゃないか。では、俺も」
腰紐を外して絹で出来たズボンを下ろそうとしたら、クルミが大騒ぎした。
「ぎゃ~、ここで脱がないでください!」
手を目に当てて俺に抗議する彼女の狼狽え方が面白い。
風呂に入る時は必ず侍従か侍女がついているし、裸を見られるのには慣れている。
侍従や侍女はこんなに動揺したりせず、いつも落ち着いた態度で俺に接するから不思議でならない。
「男の裸を見たことがないのか?」
俺がそう尋ねれば、彼女はシドロモドロになりながら答える。
「そ、そんなのあるわけないじゃ……ないですかあ。い、い、今まで恋人だっていなかったんですから!」
「なるほど。では、俺が最初で最後の恋人になるわけだ」
ズボンと下着を脱いで腰に布を巻いてクルミの手を取ったが、彼女は驚いて身体をブルッと震わせた。