香りであなたを癒やします ー 王太子殿下、マッサージはいかがですか?
エマの姿が見えなくなると、そのままクルミの部屋へ向おうとしたが、ロイドに捕まった。
「アレン様、もう少ししたらお夕食のお時間です」
彼に声をかけられ足を止める。
「クルミの部屋によってから食堂に行く」
そう告げるが、ロイドはガシッと俺の腕をつかんだ。
「なりません。そんなことをしたら、いつ部屋から出られるかわからないじゃありませんか!」
少し頰を赤らめる彼を見て思った。
これから俺がクルミを襲うと考えてるだろ?
「そんなことってどんなことだ?」
トボケて見せれば、ロイドは狼狽えた。
「それは……アレン様がお楽しみになるというか、あの……その」
口をゴニョゴニョする彼にさらに突っ込む。
「どう楽しむと言うんだ?」
「あ~、アレン様、勘弁して下さいよ〜」
「お前は変な想像し過ぎだ」
ペシッとロイドの額を叩けば、彼は「ウッ、痛いです〜、アレン様」と呻いた。
「アレン様、もう少ししたらお夕食のお時間です」
彼に声をかけられ足を止める。
「クルミの部屋によってから食堂に行く」
そう告げるが、ロイドはガシッと俺の腕をつかんだ。
「なりません。そんなことをしたら、いつ部屋から出られるかわからないじゃありませんか!」
少し頰を赤らめる彼を見て思った。
これから俺がクルミを襲うと考えてるだろ?
「そんなことってどんなことだ?」
トボケて見せれば、ロイドは狼狽えた。
「それは……アレン様がお楽しみになるというか、あの……その」
口をゴニョゴニョする彼にさらに突っ込む。
「どう楽しむと言うんだ?」
「あ~、アレン様、勘弁して下さいよ〜」
「お前は変な想像し過ぎだ」
ペシッとロイドの額を叩けば、彼は「ウッ、痛いです〜、アレン様」と呻いた。