まさか私が………
そして、俺の夢にいる立花は俺の頭を撫でながら優しい声で言った。
「大丈夫だよ。誰も置いて行かないよ。」
立花の声を聞いて安心したが、少し不安になって立花に聞いた。
「本当?」
すると、立花が俺を安心させるように言った。
「うん。少なくとも私は、ずっと側にいるよ。だから大丈夫!」
そして何か温かいものに包まれたその瞬間に目が覚めた。
起きると、いつも二人が使っているふとんがかけられて、かすみとすみれがかけてくれたのだろうか?そう、考えながら自分の部屋に戻って寝た。今日はいつもより安心して寝ることができた。