この度、仮面夫婦の妊婦妻になりまして。【完】
納得してから違和感を感じた。国王様と義理の親子ってどういう事?
顔に思いっきり出ていたのか、ローデリヒ様は詳しく説明してくれた。
「私の母の両親だ。とは言っても身分が違うから、あまり表立って気安くはない」
「あー、なるほど……」
ティーナに例えると、公爵家から王家に嫁入りしたので王族の一員となる。公爵家よりも身分が高くなるから、両親でも親族でも敬わなければならないという感じ。
まあ、私達がルーカスと気安く遊べていたように、プライベートな部分では比較的自由だったりする。国王様とジギスムントもそんな感じなのだろう。
……というか、ローデリヒ様の祖父母なら、私の義理の祖父母になるわけで……、なんで今まで知らなかったの私?!
「ぜ、全然知らなかった……」
「まあ、貴族名鑑にもジギスムント達は載ってないしな。特に話してもいなかったから……、知らないのも当たり前か」
「かなりの衝撃でした……」
「アーベルにも血は繋がっているから、ちゃんと可愛がってくれそうという点では信頼出来る。現に可愛がっているようだしな」
顔に思いっきり出ていたのか、ローデリヒ様は詳しく説明してくれた。
「私の母の両親だ。とは言っても身分が違うから、あまり表立って気安くはない」
「あー、なるほど……」
ティーナに例えると、公爵家から王家に嫁入りしたので王族の一員となる。公爵家よりも身分が高くなるから、両親でも親族でも敬わなければならないという感じ。
まあ、私達がルーカスと気安く遊べていたように、プライベートな部分では比較的自由だったりする。国王様とジギスムントもそんな感じなのだろう。
……というか、ローデリヒ様の祖父母なら、私の義理の祖父母になるわけで……、なんで今まで知らなかったの私?!
「ぜ、全然知らなかった……」
「まあ、貴族名鑑にもジギスムント達は載ってないしな。特に話してもいなかったから……、知らないのも当たり前か」
「かなりの衝撃でした……」
「アーベルにも血は繋がっているから、ちゃんと可愛がってくれそうという点では信頼出来る。現に可愛がっているようだしな」