ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「さすがにあそこまで堂々と女子に混ざることはなかったなー。普通に男子とつるんでたよ」
僕も、今の尚の行動には若干呆れ気味で答える。
今は九月も終わり。
尚と新垣が付き合いだしたのが夏休み前。
夏休みが明けてから、尚は僕らの方ではなく、新垣の友達――美結と新垣も含めて四人の女子が集まっている方にいるようになった。
一人女子の方に混ざって、尚自身は特に何を話すでもなくスマホをいじっているけど、新垣の傍にいる。
そんな尚は、刀剣メンタルって呼ばれるようになった。
尚のことをからかった何人かが、バッサリ返り討ちにあったからだ。
「想、尚哉のこと連れ戻さなくていいの?」
僕も、今の尚の行動には若干呆れ気味で答える。
今は九月も終わり。
尚と新垣が付き合いだしたのが夏休み前。
夏休みが明けてから、尚は僕らの方ではなく、新垣の友達――美結と新垣も含めて四人の女子が集まっている方にいるようになった。
一人女子の方に混ざって、尚自身は特に何を話すでもなくスマホをいじっているけど、新垣の傍にいる。
そんな尚は、刀剣メンタルって呼ばれるようになった。
尚のことをからかった何人かが、バッサリ返り討ちにあったからだ。
「想、尚哉のこと連れ戻さなくていいの?」