ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】

「好きな子が演技でも、他の野郎と仲良くしてるとこなんて見たくない。もし俺が今の尚の状況で、美結と尚が謀った結果としてもいちゃついてなんかいられたら、尚のこと殺してる」

「物騒なこと言わない!」

「本音だから。てかさ、新垣。あの毒舌魔王の尚が毒吐かねえの、新垣が初めてだよ? 尚にとって特別なのは確定。軽率な行動取る前に、もう少し状況を把握しないか? もし俺らも知ってる後輩だったら、何か打てる手があるかもしれない」

「想……、ごめん。私、先走ったかも」

「いいよ」

「……うん、わかった。碓氷くんありがと」

「ん。で、その相手、他に特徴ない? 見た目でもなんでもいいから」

< 160 / 289 >

この作品をシェア

pagetop