ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「好きな子が演技でも、他の野郎と仲良くしてるとこなんて見たくない。もし俺が今の尚の状況で、美結と尚が謀った結果としてもいちゃついてなんかいられたら、尚のこと殺してる」
「物騒なこと言わない!」
「本音だから。てかさ、新垣。あの毒舌魔王の尚が毒吐かねえの、新垣が初めてだよ? 尚にとって特別なのは確定。軽率な行動取る前に、もう少し状況を把握しないか? もし俺らも知ってる後輩だったら、何か打てる手があるかもしれない」
「想……、ごめん。私、先走ったかも」
「いいよ」
「……うん、わかった。碓氷くんありがと」
「ん。で、その相手、他に特徴ない? 見た目でもなんでもいいから」