ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
「……声、高かったよ……?」
「変声期まだなんだ」
「う、碓氷くんのこと『想』って呼び捨ててたよ……?」
「うちのバカ弟は俺のこと、一度も兄って呼んだことがない。生まれてこの方名前で呼び捨てだ」
「……あの美少女が男子⁉」
いや、ただのクソガキなんだけど。
大変申し訳ない。
「尚は当然、里宇が男だって知ってる。里宇も性格を女子にしたいわけじゃないから、尚と里宇は男友達だ」
「………」
新垣の顔がだんだん紅くなっていた。
「変声期まだなんだ」
「う、碓氷くんのこと『想』って呼び捨ててたよ……?」
「うちのバカ弟は俺のこと、一度も兄って呼んだことがない。生まれてこの方名前で呼び捨てだ」
「……あの美少女が男子⁉」
いや、ただのクソガキなんだけど。
大変申し訳ない。
「尚は当然、里宇が男だって知ってる。里宇も性格を女子にしたいわけじゃないから、尚と里宇は男友達だ」
「………」
新垣の顔がだんだん紅くなっていた。