ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
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「びっくりした」
今日はいつも通り、美結と二人の帰り道。
美結は長い息をともに吐き出した。
「愚弟が美結にまで被害こうむって申し訳ない……」
「そんなことないし、そこじゃないよ」
「じゃあ、どこ?」
「想が……」
「俺?」
「………」
身を屈めて美結の顔を覗き込むと、顔はそのままに目線だけ逸らされた。
え……俺、なんかしちゃったかな……。
「想、が……なんか、妬く、みたいなこと言ったから……」
「びっくりした」
今日はいつも通り、美結と二人の帰り道。
美結は長い息をともに吐き出した。
「愚弟が美結にまで被害こうむって申し訳ない……」
「そんなことないし、そこじゃないよ」
「じゃあ、どこ?」
「想が……」
「俺?」
「………」
身を屈めて美結の顔を覗き込むと、顔はそのままに目線だけ逸らされた。
え……俺、なんかしちゃったかな……。
「想、が……なんか、妬く、みたいなこと言ったから……」