ど天然彼氏の可愛がり方。-六花の恋・外伝-【完】
……こいつの軽い態度を見ていて、何回止めてやろうかと思ったことか。
でも、一応こいつテストは毎回、学年で五位以内には入っているから結果は出ているんだろうな。
「ねー想。あんだけ告るの怖がってたヤツがなんかあったの? 急に美結ちゃんとつきあうとか」
むくりと起き上がった里宇がデバガメしてきた。にやにやすんな。
「なんかあってもお前には言わねーよ」
「えー、教えてよー。想の恋愛相談にも乗って来てあげたじゃん」
「………」
思い返してみたけど、こいつにそんなことしてもらった記憶はなかった。
「死ね」
通常運転で返すことにした。
でも、一応こいつテストは毎回、学年で五位以内には入っているから結果は出ているんだろうな。
「ねー想。あんだけ告るの怖がってたヤツがなんかあったの? 急に美結ちゃんとつきあうとか」
むくりと起き上がった里宇がデバガメしてきた。にやにやすんな。
「なんかあってもお前には言わねーよ」
「えー、教えてよー。想の恋愛相談にも乗って来てあげたじゃん」
「………」
思い返してみたけど、こいつにそんなことしてもらった記憶はなかった。
「死ね」
通常運転で返すことにした。