浅葱の花びら
新選組を拝命したという
壬生浪士組は、俺が見ても浮かれていた


城からの帰り道だろう彼ら
おそらく、幹部連中なのだろう


真っ直ぐ帰ろうと言う者を振り切り
二手に分かれた


組内で派閥があることがわかった


どうでもいい



壬生狼、みぼろ、等々
彼らを揶揄する奴らもいる


俺には、関わりのないこと






剣術道場からの帰り道
早く帰って、父を手伝おうと考えていた




新選組と関わる事になるなんて
まだ、この時の俺は微塵も思っていない







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