浅葱の花びら
なのに、この気持ちをどうして良いのやら
困って避けていたけど

藤太郎が女の子だとわかった今


避ける必要もなくなり
むしろ、益々他の誰かにとられたくない!


俄然やる気になった!!!


「沖田さん…」


「ん?なに?」


「変わらないで下さいね…」


「僕?変わらないよ?
藤太郎、何か不安なら言ってよね?」


「不安… なのかな…?
色々あって気持ちが整理できてない」


「そうだね 
藤太郎も変わらないでね!」


「え? 俺?」


「うん!藤太郎は、まわりがよく見えてるから、人の動きとか気持ちとか
優先しちゃいそうだから
ここでは、自分のやりたいように!
いい? 藤太郎の気持ちを優先すること!
迷ったら、僕に相談してね!」




< 53 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop