浅葱の花びら
翌日

祐也が入隊するのに、幼なじみ達で見送った

すぐそこだけど

新選組という近寄りがたい存在になる


「祐也 たまには、うちによってくれよ」

「おう!休みのたびに行く!」


休みなんてあるのか?
危なくないのか?

祐也、人斬りになるのか?


聞きたいことを飲み込んだ


祐也が決めた事だ
応援してやらなきゃ!



「藤太郎!俺達は、ずっと友だからな!」


「当たり前の事を言うな」



祐也も寂しく思ってくれていた
俺達は、くだらない昔話をして笑った




あっさりと到着した新選組の門


俺達に手を振り入っていく
祐也の背中が見えなくなってから


俺達は、道場に向かった





< 8 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop