浅葱の花びら
京に火薬の持ち込みがあるという情報

この前もそれを探る為に藤太郎が襲われた
なのに!!!

「藤太郎、山崎の手伝いをしてくれ」

「手伝いって?」


僕は、土方さんを睨んだ


「火薬を隠せる場所を探す
藤太郎は、鼻がいい
山崎と同じ動きが出来る奴が他にいねぇ」


「いける?」


藤太郎が頷いた



「藤太郎、場所を確認して帰ってこい
中まで探る必要はねぇ
万が一、危険な時は思い切り吹け」


土方さんが笛を差し出した
藤太郎がそれを受け取った



「藤太郎行くで!」



2人が天井に消えた



あんなことできるんだ…



山崎君に習ってたんだ…






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