美男子の部屋に保護されました
「由里子さん、来て。」

ようやく唇を解放した宮原さんは、私の手を引いて奥の襖を開いた。

そこに用意された2組の布団。


そう…だ…

今夜は、同じ寝室なんだ。


宮原さんは掛け布団を捲ると、そっと肩を抱いてそこに私を座らせ、そのまま横たえた。

「由里子さん、好きです。
ずっと、ずっと大切にします。」

そう言って、上から覆い被さるように唇を塞ぐ。

浴衣の帯を解かれ、宮原さんの大きな手が優しく素肌を滑る。

私は、初めて、宮原さんと結ばれた。
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