秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~


海外事業部の経費申請のワークフローの処理をしていて、不備があった。
名前を見ると木谷航平。

仕方なくメールで指摘すると、内線が鳴った。

『意味わかんないからそっち行っていい?』

は?

『いや、わからないような文章送ったつもりはありませんが…』

『……ふうん。』

しばしの沈黙のあと木谷航平はぶっきらぼうに言った。

『とにかく…行くって。』


そして、やってきた木谷航平。

管理部に入ってきただけで、女子たちの目が輝く。

「あっ。木谷さんなにか御用ですかぁ?」

「わたしができることだったら聞きますよぉ。」
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