秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
◇
「副社長がついに結婚ってこと?」
え?
昼休みにご飯を食べた後、トイレに入ろうとしたところで、トイレの中からの声がわたしの歩を止めた。
「秘書課の同期から聞いたんです。なんかのパーティーに婚約者連れて行くらしいですよ。」
「なんかのパーティーってなによそれ。」
「わかんないですけど、取引先の重要なパーティーで、それに伴う女性は結婚する女性なんだって秘書課の友達はいってました。」
「ウソー。誰よそれ。」
「それがわからないんですよ~。秘書課の子も見当もつかないって言ってましたし。」
じゃぁ…
その好きな女性と…ついに両想いになったってことだろうか?
わたしはトイレに入っていくこともできずに、走ってその場を離れた。
泣きそうだ。
どうしよう…昼からデスクにもどらなきゃならないのに…
副社長が…わたしの前からいなくなってしまう…。
ほんとは副社長にとってはいいことで…喜ばなきゃならないのに…。
やっぱり無理だぁ~。
副社長がいなくなるなんて悲しすぎて喜ぶなんて…できないよ。
「副社長がついに結婚ってこと?」
え?
昼休みにご飯を食べた後、トイレに入ろうとしたところで、トイレの中からの声がわたしの歩を止めた。
「秘書課の同期から聞いたんです。なんかのパーティーに婚約者連れて行くらしいですよ。」
「なんかのパーティーってなによそれ。」
「わかんないですけど、取引先の重要なパーティーで、それに伴う女性は結婚する女性なんだって秘書課の友達はいってました。」
「ウソー。誰よそれ。」
「それがわからないんですよ~。秘書課の子も見当もつかないって言ってましたし。」
じゃぁ…
その好きな女性と…ついに両想いになったってことだろうか?
わたしはトイレに入っていくこともできずに、走ってその場を離れた。
泣きそうだ。
どうしよう…昼からデスクにもどらなきゃならないのに…
副社長が…わたしの前からいなくなってしまう…。
ほんとは副社長にとってはいいことで…喜ばなきゃならないのに…。
やっぱり無理だぁ~。
副社長がいなくなるなんて悲しすぎて喜ぶなんて…できないよ。