秘密の同居生活~オレ様副社長の罠にはめられました~
夏菜は困った顔をしている…

けど、絶対呼ばせてやる。

「さあ。はやく…」

「わかりました…」

しばらく間があって夏菜は小さな声で俺を呼んだ。

「は…春くん。」

夏菜が俺を呼んだ後、恥ずかしそうに真っ赤になりながら下を向いて照れてるのが…
あまりにも俺の中でストライクすぎて…俺の心臓は完全に射抜かれてしまった。

「はい。コーヒー飲むからいれて。」

照れた顔が見られたくなくて夏菜から視線をそらし、横を向いて返事する俺。
きっと真っ赤になってたと思う。


この呼ばれ方…
これから先耐えられるかどうか…


けど…
わるくない…


いや…
むしろ…
もっと呼ばせたい。
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