屋上でみつけたひとつの星
私は三人に全部話した。
今までのこと。潤奈のこと。
三人は全てをしっかり聞いてくれた。
私が泣きそうになると、
ゆっくりでいいからと言ってくれた。
「うぅ、ぅぅぅ、ずびっ、ぅぅー」
「おい千瀬、なんでお前が泣いてんだよ」
「お、おまぇっ!よぐっ、頑張っだなぁ!」
「雷もかよ」
「どうして、私の話をきいてくれたんですか」
「うぁぁあ、ゆなちゃぁぁぁん」
「うわぁ!」
「おい千瀬、離れろ」
「うぅ、だっでぇ、」
「あ、あの、千瀬さん?ちょっと痛いです」
「ごめんねぇぇぇ、うぁぁ」
「謝ったなら離れろよ」
「あ、わだじ、千瀬
よろじぐねぇ、うぅ、」
「俺、雷!
千瀬、そろそろ泣きやもうな?」
「星。」
千瀬さん、雷さん、星さん、
みんないい人で、
千瀬さんは私の話を聞いて泣いてくれた。
それも号泣。
雷さんも、