先生の全部、俺で埋めてあげる。
*
月曜日。
ずっと寝てたおかげで、体調は少しマシになった。
まだ少しぼーっとするけど。
朝学校へ行く準備をしていると、そこで初めてブレザーがないことに気が付いた。
先生の家に忘れてきたんだ。
しょうがないから、ブレザーなしで学校へ向かう。
学校に向かう途中で柾木と会った。
「お前ブレザーは?」
いつも気づいてほしくないところに気づく柾木。
まあ、目立つよな。
「ほんとだ、忘れた」
俺はいつものようにとぼけてみせる。
「まじ?てかお前顔色悪いけど、大丈夫か?」
俺のブレザー貸すよ?と柾木は続けた。
もう、ブレザーがどうとか俺にはどうでもよくて。
金曜日、無理やりキスをした日から始めて先生と顔を合わす。
どんな顔をして会えばいいのか、俺には到底分からなかった。
月曜日。
ずっと寝てたおかげで、体調は少しマシになった。
まだ少しぼーっとするけど。
朝学校へ行く準備をしていると、そこで初めてブレザーがないことに気が付いた。
先生の家に忘れてきたんだ。
しょうがないから、ブレザーなしで学校へ向かう。
学校に向かう途中で柾木と会った。
「お前ブレザーは?」
いつも気づいてほしくないところに気づく柾木。
まあ、目立つよな。
「ほんとだ、忘れた」
俺はいつものようにとぼけてみせる。
「まじ?てかお前顔色悪いけど、大丈夫か?」
俺のブレザー貸すよ?と柾木は続けた。
もう、ブレザーがどうとか俺にはどうでもよくて。
金曜日、無理やりキスをした日から始めて先生と顔を合わす。
どんな顔をして会えばいいのか、俺には到底分からなかった。