先生の全部、俺で埋めてあげる。
*
大学に入って数か月がたった頃、柾木から連絡があって、久しぶりに会うことになった。
柾木とは大学は別々になったけど、今でもこうやってたまに会う。
ファーストフード店で適当に飲み物を注文して席に座った。
「お前最近どうよ?」
柾木の第一声はいつもこれだ。
「別に何も変わったことはないけど」
「大学にかわいい子いないの?誰か紹介して」
彼女と別れたばっかりなんだよーと柾木は続けた。
「お前、女の話しかできねーの?」
「それ以外なんか話すことある?」
もはや呆れるのを通り越して尊敬すら覚える潔さ。
大学に入って数か月がたった頃、柾木から連絡があって、久しぶりに会うことになった。
柾木とは大学は別々になったけど、今でもこうやってたまに会う。
ファーストフード店で適当に飲み物を注文して席に座った。
「お前最近どうよ?」
柾木の第一声はいつもこれだ。
「別に何も変わったことはないけど」
「大学にかわいい子いないの?誰か紹介して」
彼女と別れたばっかりなんだよーと柾木は続けた。
「お前、女の話しかできねーの?」
「それ以外なんか話すことある?」
もはや呆れるのを通り越して尊敬すら覚える潔さ。